まちからくらしをみる
私たちが営む暮らしの中で起こる数多くの出来事や行為の一つ一つ。
「カフェで友人と話し、笑い合う。」
「風の通るリビングで昼寝をする。」
「パン屋の入り口の大きなドアを開く。」
「会社の会議で真剣に話し合う。」
「学校の帰り道に商店街を通り抜ける。」
「晴れた日の河川敷でキャッチボールをする。」
そんな人々の行為や感情、想いがまちの中に折り重なって暮らしは育まれ、絶え間なく続いています。
暮らしは時代の価値観とともに常に変化していきます。
格段に増えた情報の量は人々に様々な考え方や視点をもたらしました。
それによって、これまで何となく同じ方向を向いていた人々の価値観が思い思いの方向を向き始めてきています。
そんな現代に、これから人々が暮らしの中で向き合っていくこと。
「自分らしく豊かに暮らすということとは?」
自分らしく、いきいきと暮らしていく為には何が必要かという問いが生まれます。
どんな場所で暮らすのか?
本当に快適な住まいは?
自分の生活にフィットする生活用品は?
やりがいを感じながら希望を持って続けられる働き方は?
どんな人たちと関わって暮らすのか?
人々の「個」に深く結びついた暮らし方や誰もが胸に抱える小さな「好きなこと」や「やってみたいこと」などを
叶えられる自己実現できる社会を誰もが求めています。
また、その社会がサスティナブル(持続可能)であることが望まれ、これまで不要とされていたものや価値がないと
思われていたものにもう一度目を向けて循環させていくことも求められています。
その暮らし方や社会の実現とは
個人の小さな趣向やひらめきが社会の役に立つ価値を生み出していくことや
目を向けられなかった資源に光を当てて新しい循環をつくり出すことで
きっと叶えていくことが出来るでしょう。
まちの中で暮らす一人ひとりが自分らしく、いきいきと生活を送ることや
様々な暮らしのシーンの細部へ目を向け、これまでの当たり前を更新していくことがより豊かな暮らしや
社会をつくり出すループとなり、また人を引き寄せていく。
「あなたが笑えば、みんなが微笑む。」
私たちは、そんな叶えたい未来が実現する社会を望みます。
「やってみたい」「実現したい」を共に考え、かたちにして
新しい価値を見つけ出すことに取り組み続けます。